2016/04/04

ロングインタビュー風!AppLovin 日本新メンバー:まんでぃ

昨年の 12 月に、異常に求めるスペックが高いとぼくの周りで話題になった求人を post したが、無事に AppLovin 日本 2 人目のメンバーが先月からジョインしてくれた。

広告業界出身ではないため、お仕事関係で知らない方も多いと思う。
なので今回は彼を皆さんに紹介したく、ロングインタビュー風 (※) でお届けする。

※実際には Google Docs と Slack 上で質問と回答をやり取りしただけだが、あたかもインタビューしたかのように編集してみた

※仲が悪いとかではない



キリッ(`・ω・´)
ぼく:お名前とスリーサイズを教えて?

???:萬野 有生 (まんの ゆうき)、182cm・90kg・体脂肪率 15% です。

ぼく:いい身体しとるね〜!鍛えてるの?

まんでぃ:週 4 でシュートボクシングやってます。

ぼく:(喧嘩しないように気をつけよう) じゃあまず学歴とか経歴を教えてください!

まんでぃ:大学は東京大学大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻です。

ぼく:漢字多い。

まんでぃ:修士論文の題名は 「惑星探査群ローバーシステムの構成シミュレーションとその評価」( https://kaigi.org/jsai/webprogram/2011/pdf/88.pdf )。

ぼく:銀河英雄伝説に出てきそうなシステムやな。部活とかサークルは?

まんでぃ:部活でラクロスやってました。

ぼく:ラクロスって、東大の運動部では珍しくガチ強いところやね。

まんでぃ:新卒では DeNA にエンジニアとして入社しました。その後ベンチャー企業で CTO、自分で起業を経て、3 月から AppLovin にジョインしました。エンジニアとしてはインフラとバックエンドの担当です。

ぼく:今までの経歴で広告とかアドテクって関係なさそうやけど、AppLovin を知ったきっかけは?

まんでぃ:坂本さんに布教されました

ぼく:知ってた。

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ぼく:なんで AppLovin に入ろうと思ったの?

まんでぃ:面接で「ロジカルな会社だよ、それは保証する」って言われたことと、チャレンジングな環境に身を置けるから、ってのが大きいですね。

まんでぃ:僕にとっては初の海外企業、初のビジネス職、初の広告業界、と初めてばっかりなんですよ。

ぼく:確かに、初めてのことって最初大変やけど、めっちゃ勉強になるもんな。

まんでぃ:その上で、今までの全ての経験を活かす仕事が出来るとも思いました。

まんでぃ:面接のときや、入ってからもよく言われるんですが、今までの僕の経験を、結果はどうあれ「よくチャレンジしたね」とポジティブに評価してもらえるんですよ。

ぼく:自分で起業してたひと、ってシリコンバレーの人は大好きやもんね。笑

まんでぃ:アメリカやシリコンバレーの文化かもしれませんが、そういったチャレンジに敬意を払う文化はすごく好きですね。

ぼく:ちなみに、これもウチのメンバーからしょっちゅう聞かれる質問やと思うけど、なんでエンジニアやめるの?

まんでぃ:よく聞かれますね。やっぱりシリコンバレーは「エンジニア=神」みたいなところがあるんですかね?

まんでぃ:ぼくの場合は、もともと手段の一つとしてコードを書いていたので、それをひたすら追求するというよりは、そのバックボーンを活かして何かやりたいなと思っていました。

ぼく:コード書くこと自体が幸せ、っていうモチベーションでは無かったってことね。

まんでぃ:また、現実的な話をすると、国内でエンジニアをやっていてもそこまで給料g(ry

ぼく:そうなんや〜。昔ソシャゲの会社とかで「新卒でも年棒 1,500 万円!」ってやってたり、どの会社でもエンジニア不足してるって聞くから、てっきり高給取りなのかなと思ってたわ。

まんでぃ:その話は (語ることが多すぎて) 長くなるのでまた今度。

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まんでぃ:今回僕がついた AppLovin の Account Manager (広告運用担当) の仕事は、今までのエンジニアとしての経験や、起業していた時の経験が活かせる総合格闘技のようなポジションだなと思ったので魅力的でした。

ぼく:でたよ格闘技!エンジニア / 起業家やった経験・知識が今の仕事で活きてることって具体的にはどんなこと?

まんでぃ:非常にロジカルかつ複雑なプロダクトなので、エンジニアとしてはそれの近くにいられるということがとても楽しいです。

まんでぃ:ただ、特に日本においては「いい」プロダクトだから売れる、わけではないと思うので、そういう点においてビジネス面での駆け引きや交渉などは、起業していた時の経験が活かせていると思います。

ぼく:わかるわ〜、大したことないプロダクトでも営業や PR で売れたり、逆に本当はイケてるプロダクトが「実績がない」みたいな理由だけで使われなかったりするもんなぁ。

ぼく:まぁあんまり個別具体的な話をすると業界に敵を作りそうやから、深堀りはしないでおく。

ぼく:3 月に入って、最初の 3 週間を研修でサンフランシスコオフィスで過ごしてもらったわけやけど、AppLovin って会社として / プロダクトとしてぶっちゃけどう?今のところ。

まんでぃ:研修は、慣れない英語で、初めてのアドテクを学ぶ、しかも内容はかなり高度だったので、かなりタフでしたね。最初の週末はほとんど寝てました (笑)。でもチャレンジは求めていたものなので、楽しかったですよ。

まんでぃ:会社としては、非常にフェアでロジカルな、いかにもアメリカだなーという印象で、自分はすごく肌に合っていると思いました。ロジカルさが強い分、時たまドライな一面もありますけど、それも含めて今までなかった環境なので面白いです。

ぼく:ロジカルじゃない日本の商慣習とかは、なかなか理解してもらうの大変やんなw
(参照: 海外の同僚になかなか理解してもらえないこと - 運用型広告編)

まんでぃ:毎朝 WHY? って詰められてますよw

まんでぃ:プロダクトとしては、裏側を知ってすごく感動したくらい、素直に「いい」プロダクトだと思います。特に過大評価するとかでなく人に、「いいでしょ?」ってオススメできるプロダクト。

まんでぃ:理論上、AppLovin よりパフォーマンス出せるアプリ広告プロダクトは設計できないと思います。

ぼく:まんでぃがそう言ってくれると、営業としても自信つくわ。ぼくが同じこと言ってもイマイチ嘘くさくなるから...

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ぼく:話変わるけど、仕事以外だと普段なにしてるの?

まんでぃ:最初に話した週 4 回のシュートボクシングのほかには、毎日料理と、読書ですね。年間活字 200 冊、漫画 500 冊ほど読んでます。


ぼく:毎日のように美しい手料理をインスタにあげてるけど、まんでぃが作ってたんや...

"花見だよ!カクテルは桜のレオナルド"

ぼく:本とマンガはどんなジャンル?

まんでぃ:小説ならミステリー、マンガは全般読みます。

まんでぃ:あとはお酒飲んでます。

ぼく:なんか研修中ナパでめっちゃワイン買ってたよね。

まんでぃ:20 万円分ぐらい買いました。日本に送ったら税関で怪しまれて苦労しました。

ぼく:業者か。


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ぼく:まだ 1 ヶ月ぐらいしかたってないけど、アドテク業界について今思ってることとかある?こうなって欲しいとか、こういう人が入ってくると良いと思うとか。

まんでぃ:業界全体のことはまだまだ不勉強なので、なんとも言えませんが、まだまだチャンスがありそうなドメインだと思うので、広告業界で働いてなかった、新たな視点を持った人が増えるともっと業界全体が活性化するのかなと思います。

ぼく:まんでぃ自身は、今の時点で、将来どうなりたいとかある?また起業するのかとか、エンジニアに戻るかとか。

まんでぃ:5-6 年したらアメリカで働いてみたいなーとは漠然と思っています。アメリカでエンジニアを1回はやってみたいです。なので AppLovin 内でのエンジニアへのコンバートを狙うかもしれません 笑

まんでぃ:起業は今時点では全く考えてませんが、もし次やるならアメリカでやると思います。

ぼく:海外生活の経験ないのに、普通に英語で同僚とコミュニケーションとれてるもんなぁ。やれる気がする。

まんでぃ:後は熱海あたりにプチ移住して東京に通う生活がしたいです。

ぼく:東京と熱海って、ちょうどサンフランシスコとパロアルトぐらいの位置関係かね。ドア to ドアで 1 時間弱ぐらい。

まんでぃ:温泉があるパロアルトですよ!最高かと。



なんとなく彼の人となりが分かっていただければ幸い。
パッと見怖いし、実は昔はもっと怖かったけど、いいヤツなので仲良くしてあげてください!

Q

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